レストラン事業を展開するグランダブリエ(中央区銀座3)は8月10日、炭火焼チャコールイタリアン「カルシファーズ・グリル アラ トスカーナ」(中央区銀座8、TEL 03-3574-0877)を金春通り沿いにオープンした。
同店は、素材の良さを引き出すトスカーナの伝統料理法、炭火焼グリルをメーンに提供する「都内でも数少ない炭火焼チャコールイタリアン」(同店)。店名の「カルシファー」は、イギリス童話に登場する炎の妖精に由来する。
店舗面積は24坪で、総席数はカウンター4席を含む32席。内装はトスカーナ地方にあるワイン蔵施設のリゾートホテルをイメージし、エントランスには暖炉風オブジェ、石造りの壁面には観葉植物などを配置し、北欧系のモダンで家具で統一。「大自然のぬくもりや温かみを身近に感じられる空間」(同店)に仕上げた。
料理は、好みでオーダーできる「プリフィクスコース」(4,980円)のみ。ワゴンサービスで提供する前菜やドルチェ、旬の魚介を使ったパスタ、その日に用意された素材の中から調理方法を選べるメーン料理で構成。メーン料理で提供する「山形特選和牛のサーロイングリル」は、炭火焼特有の脂の溶け具合が特徴で、同店担当者は「他では味わえない逸品」と自信をみせる。
アルコールはキャンティをはじめ、名ワイン産地として知られるトスカーナ州産のワインを中心に常時80~100種類をそろえる。グラスは800円~、ボトルは4,200円~。
ターゲットは、同社本店のイタリアンレストラン「バール・エ・リストランテ ダブリエ」(中央区銀座8)の上位顧客である30代以上のOL・ビジネスマン。営業時間は、17時30分~24時。日曜定休。