銀座三越(中央区銀座4、TEL 03-3562-1111)は11月9日、来年1月下旬から行われるフェア「銀座三越バレンタイン2008」の内容を公開した。今年のバレンタインで全70ブランドをそろえた同店では、来年、100ブランドの展開を予定している。
日本初登場となるエクアドルの「レパブリカデルカカオ」やモナコの「ショコラトリー・ドゥ・モナコ」のほか、「サレ(塩っぽい)」「エピセ(スパイスのきいた)」「ハイカカオ(カカオ使用分が高い)」チョコレートも登場する。「昨年好評だった」(広報担当の山田明美さん)というマカロンで知られる「ラデュレ」の品ぞろえも強化した。
新しい試みとして、今年10月にフランス・ベルギー・イギリスを巡りチョコレートについての理解を深めてきた「ショコラコンシェルジュ」(男性1人、女性1人)が売り場に常駐し、「何を選んでいいか分からない」利用客の要望に応えるという。
ショコラコンシェルジュの加藤俊諭さんは「義理チョコをプレゼントするという時代を超え、自分へのご褒美や嗜好品として楽しむチョコレートが求められる時期」とし、「多くの人にチョコレートの楽しさを感じてもらいたい。特に男性にはお酒と一緒に楽しむチョコレートを知っていただきたい」と意欲を見せる。
バレンタインフェアは来年1月22日~2月14日、8階バレンタインメーン会場と1階エントランスコート、地下1階ギンザフードガーデンで開催する。同フェアでは前年比15%増の売り上げを目指す。