銀座に伊「ディーゼル」アジア最大級の旗艦店-初登場のコレクションラインも

アジア最大級となる旗艦店「DIESEL GINZA」の2階フロアに設置する、日本で初めて使用される円形デニムウォール「360°デニムエクスペリエンス」。

アジア最大級となる旗艦店「DIESEL GINZA」の2階フロアに設置する、日本で初めて使用される円形デニムウォール「360°デニムエクスペリエンス」。

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 ディーゼルジャパン(渋谷区)は4月23日、アジア最大級となる旗艦店「DIESEL GINZA(ディーゼル ギンザ)」(中央区銀座3)を同日オープンした商業施設「ギンザ・グラッセ」に開いた。

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 同施設の1階~3階フロアに出店した同店はエントランスを1階のみに設け、他フロアからの出入り口は設けず独立した店舗を展開。総店舗面積約1,000平方メートル。「ディーゼルワールドの個性をすべて表現できるベストな環境」をコンセプトに、DIESEL DENIM GALLERYコレクション以外、すべての商品カテゴリーを販売する。フロアごとに設けた世界感や内装、コンセプトはイタリアのインテリアデザインチームが手がけた。同社担当者は「ライフスタイルブランドとして共感して下さるお客さまにご来店していただければ」と話す。

 1階は「デパートのエントランスフロア」をイメージ、シューズ・バッグ・アクセサリーなどアクセサリーコレクションを中心に展開する。1950年代にイタリア・ベニスの百貨店で使われていたビンテージ家具をベースに製作した什器などに商品の陳列を行うほか、「デリ」をイメージしたディスプレーでは「DIESEL」と書かれたトマト缶やパスタボックスに入れられたTシャツなどのオブジェが並ぶなど、遊び心のある空間となる。

 2階では、デニムを中心にメンズとレディスのディーゼルコレクションを展開。英国の伝統的な図書館のような雰囲気と、むき出しの天井などインダストリアルな要素を併せ持ち、2つの世界感を演出。日本で初めて使用される円形デニムウォール「360°デニムエクスペリエンス」や、撮影機能を搭載したタッチパネル式のミラー「インタラクティブミラー」では、見にくい後ろ姿や、異なるシルエットのデニムを試着した時の姿を見比べることができるなど新しい「仕掛け」を施す。

 ニューヨークのロフトをイメージした3階では、今年2月に開催されたニューヨーク・ファッションウィークでデビューを飾り、2008年秋冬より登場するハイエンド・コレクション「DIESEL BLACK GOLD」を展開。フロアでは、イタリアのビンテージ扉約25枚を使ったフィッティングルームやビンテージスピーカーで組み立てた「サウンドシステムウォール」などを設けたほか、広い空間に「浮かせた」洋服と古材とコンクリートで出来たフロアなどが洗練された調和を見せる。

 そのほか、エスカレーターホールに設置した「不思議な声がピンポイントで耳に語りかけてくる」スピーカーや、全フロアで使用されるボールチェーンのカーテンにより波状に光を取り込むなど、採光やディテールにまでこだわりを見せた。

 同店限定アイテムとして、オリジナルチャームを付けた「ボストンBAG」(61,950円)や文字盤の裏に「GINZA EXCLUSIVE」の刻印とシリアルナンバーが入った「時計」(31,500円)、香水「FUEL FOR LIFE」(26,250円)など計13点を販売する。

 今年で30周年を迎える同ブランドは、同店を皮切りに、今年5月に香港、続いてミラノ、ニューヨーク5番街など、世界各地のプレミアムストリートへ大型店の出店を予定している。

 営業時間は11時~21時。

新商業ビル「ギンザ・グラッセ」公開-ディーゼル旗艦店など14店舗(銀座経済新聞)伊ディーゼル、「ギンザ・グラッセ」にアジア最大の旗艦店-限定アイテムも(銀座経済新聞)青山に「ディーゼルデニムギャラリー」-若手支援ギャラリーも(シブヤ経済新聞)ギンザ・グラッセDIESEL Japan

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