沿道の柳が印象的な銀座1丁目から8丁目までの西銀座通りで5月5日（こどもの日）、「第3回 銀座柳まつり」が開催された。

　同まつりは、東京都の「シンボルロード計画」で柳が植えられ整備された同通りの完成を記念し、2006年より毎年同日に開催されるもの。3回目となる今回は「銀座からこどもたちへ」をテーマに、地元有志が準備を進めた。

　パレードスタート地点のプランタン前の沿道は、12時からのセレモニーを前に多くの人で埋め尽くされ、女性白バイ隊に先導されパレードが始まると、カメラや携帯を掲げた観客は一斉にシャッターを押していた。東京都吹奏楽連盟の23団体が登場した「セーフティー東京・ゴールデンパレード」では、キティちゃんやペコちゃんがオープンカーで登場したほか、「Tokyo Smart Driver」のホメパトが続き、最後尾はメルセデスベンツのクラシックカーパレードが飾った。

　パレード終了後は、同通りの歩行者天国がイベント会場となり、東京都主催の大道芸「ヘブンアーテイストin銀座」や、子どもスケッチ広場、花のストリートガーデン、クラシックカー展示などが行われ、親子で楽しむ姿や買い物客、ゴールデンウィーク中の観光客の姿が見られた。

　来場者数は延べ95万人で、昨年度の80万人を大幅に上回った。

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