松屋銀座で人気キルト作家が初個展-アメリカン・キルトから北欧キルトまで

キルト作家・斉藤謠子さんの個展会場のようす。代表作約70点やバッグやクッションなど小物作品約50点を展示する

キルト作家・斉藤謠子さんの個展会場のようす。代表作約70点やバッグやクッションなど小物作品約50点を展示する

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 松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階大催場で9月3日より、キルト作家・斉藤謠子さんの初個展「30年の歩み『温もり、出会い、彩り』斉藤謠子 キルト展」が開催されている。

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 斉藤さんは1977年に日本キルト界の「パイオニア」野原チャックさんに師事し、翌78年に講師となった。テレビや雑誌などで作品を発表する一方、千葉県市川市でキルトスクール兼ショップ「キルト パーティ」を主宰。積極的にヨーロッパやアジアなど海外へも出品を行い、活躍の場を広げ続けている。

 現在、手芸人口は約1,000万人、そのうちキルト人口は200~300万人と言われ、毎年開催される東京国際キルトフェスティバルでは約26万人を動員するほど根強いファンが多い世界。同展では、ファーストキルトから、伝統的パターンをアレンジしたアメリカン・キルト、最新作の北欧キルトまでの代表作70点余りと、バッグやクッションなど小物作品約50点を一挙に展示する。

 そのほか、同世代を歩んだ作家たちの友情出品の作品や「キルト パーティ」受講生らの作品も特別展示。「30年間の歩みと多くの出会いに彩られた斉藤謠子さんの世界を紹介する」(同展担当者)。6日17時からは、ニット作家・広瀬光治さんと斉藤さんが出席し「展覧会作品解説」を行う。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで。30分前までに入場)。9月8日まで。

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