松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)で10月29日、「GINZAの北海道展」の開催が始まった。会場は8階大催事場。
今年で5回目を迎える同展は「毎年人気」(同店広報担当・村井さん)の物産展。「ご当地グルメ」をテーマに、北海道でしか味わえない商品や同店限定メニューなど、「個性」が際立つ商品を豊富に取りそろえる。
中でも力を入れたのがご当地バーガー。札幌時計台の目の前に今春オープンした大人気の北海道カフェでしか食べられないカニがたっぷり入ったカニサンドと北あかりのじゃがいもを使用したコロッケサンドがセットになった「たらばガニと北あかりコロッケサンド」(901円)やボリュームも厚みもたっぷりの「たらばとずわいの王様バーガー」(各日100食限定=1,201円)が初登場するほか、日本地麦酒工房のサーモンとタコをイカスミパンに挟んだ「石狩バーガー」(801円)、くしろザンギ本舗の釧路名物のザンギをゴボウサラダと一緒にパンに挟んだ「ザンギバーガー」(481円)なども販売。
「人気商品」(同)はノースプレインファームの塩キャラメル(1箱=840円)や同店で先行販売するカゴメ(昆布)醗酵バターを使用した「生キャラメル・ブールダルグ」(1箱=840円)。初登場のオホーツク北見の名産「帆立」とタマネギをメーンに塩味にこだわって作った「オホーツク北見塩やきそば」(各日200食限定=1,365円)も時間帯により売り切れることもあるという。
そのほか、北海道人の視点で選んだ品が並ぶ新千歳空港の売店「スカイショップ小笠原」が出店。札幌のライフスタイルから生まれ、発信する地域ブランド「札幌スタイル」の雑貨が道外の百貨店で初めて紹介される。雪の結晶をかたどった紙石けん「初雪」(1,050円)や冬をイメージした「北海道キャンドル」(1,050円)、自然配色レジャーシート「さくらシート」(2,100円)など、食品以外の北海道製品にも注目が集まる。
村井さんは「不景気だからこそ、(北海道に)行かなくとも銀座で北海道を楽しめると言って来られるお客さまが多い」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時30分まで)。11月4日まで。