銀座松坂屋（中央区銀座6）屋上に5月3日、ライオンビアガーデン「ジンギスカン専門店麦羊（ばくよう）亭」（TEL 03-3569-3871）がオープンした。

関連画像（ライトアップした夜のビアガーデン）

　1984年に営業をスタートした同ビアガーデンは今年で25周年を迎える。銀座中央通り唯一のビアガーデンとして、ゴールデンウィーク期間中は家族連れやカップルを中心に、通常期間は銀座周辺に務める会社員や女性客に人気を集めてきた。一昨年からは猛暑や高まるビアガーデン人気の影響を受け、会期中の売上総額が2年連続伸びを示すなど客足にも恵まれている。

　「看板メニュー」はオーストラリア産の仔羊肉に手作業でタレをもみ込んだ「手もみジンギスカン食べ放題＋生ビール飲み放題（120分）」（4,400円）や「手もみジンギスカン3種盛合せ」（1,780円）で、肉には「しょうゆ」「塩」「みそ」味がそれぞれ味つけされている。一品メニューには「特選 ラムの鉄板焼き」（1,980円）、「子羊の骨付きロース肉」（2,650円）、「ジンギスカンピラフ」（1,280円）などのほか、「北海道限定アイスクリーム」（バニラ・ストロベリー・抹茶・生チョコ風味＝各480円）などのデザートも用意する。

　ビールはサッポロビール千葉工場から直送する樽生ビール「サッポロ生ビール黒ラベル　大ジョッキ」（1,050円）、「サッポロ生ビール黒ラベル　小ジョッキ」（630円）、「ヱビス・ザ･ブラック　小ジョッキ」（710円）が「人気」（同店）。そのほかワイン（赤・白）（ボトル＝2,300円）や各種サワー（580円）も提供する。

　オープン当日は晴天に恵まれ、正午のオープンとともに350席の約9割が埋まった。オープニングイベントとしてフラダンスショーも披露し、少し早めの夏を演出した。神奈川県から大学時代の同級生たちと来店した田中さんは「毎年オープン初日を狙って来ている。GWに遠出しないのでおいしいジンギスカンをここに食べにこようと楽しみにしていた」と満面の笑みを浮かべた。オープン当日の売り上げは対前年比120％と滑り出しは順調。

　サッポロライオン経営企画室の西村さんは「仕事帰りの19時以降の混雑が予想される。ビアガーデンシーズンの夏は予約した方が確実」と話す。

　　営業時間は、平日＝17時～22時、土曜＝15時～22時。日曜・祝日＝15時～21時。雨天・強風の場合は休業。9月中旬まで。