JR有楽町駅にほど近い晴海通りの高架下に6月24日、アメリカン・ダイナー「THE BEAT DINER(ザ・ビートダイナー)日比谷店」(千代田区有楽町2、TEL 03-3580-7510)がオープンする。運営はジェイアール東日本フードビジネス(北区)。
同社初業態となる同店は、アメリカが「最も活気にあふれた」(同社)70~80年代のアメリカをイメージしたハンバーガー店。レンガ造りのファサードを抜けた店内はロックスターのポスターや70年代のアメリカンミュージックをBGMに古き良き時代のニューヨークの雰囲気を演出する。店舗面積は151.4平方メートルで、席数は50席。
ハンバーガーは全部で24種類をラインアップする。ハンバーガーの基本とも言えるバンズは多くのグルメバーガー店同様ベーカリー「峰屋」(新宿区)に依頼し、モチッとした食感に仕上げた。「峰屋オーナーの高橋さんのバンズに対する卓越した考え方、技術力に共感した」と同社広報担当の西田さん。
オージービーフを使用したパティは口の中で肉汁が広がるほどジューシーに焼き上げ、その上にかけるソースはスパイシーなチリソースやテリヤキ、BBQなど多彩に取りそろえた。野菜やチーズなどのトッピングも用意し、カスタマイズ感覚で自分好みのハンバーガーを作ることができる。
ランチタイムは、ハンバーガーセット(900円)、フルーティーな特製ソースの「BBQバーガーセット」(950円)、オリジナルテリヤキソースの「テリヤキバーガーセット」(950円)など、フレンチフライとドリンクがセットとなるメニューを展開。100円追加でミニサラダが付く。
ディナータイムには「チーズバーガー」(900円)や「ベーコンチーズバーガー」(1,150円)のほか、「T.B.Dサラダ」(スモール=800円、レギュラー=1,200円)、「峰屋バンズのパングラタン」(580円)などのサイドメニューも用意。同店「イチ押し」メニューは「(B)ベーコン、(E)エッグ、(A)アボガド、(T)トマト」それぞれの頭文字から名付けられた「THE BEAT(ザ・ビート)バーガー」(1,400円)。
ドリンクメニューはソフトドリンクのほか、「クアーズ」(530円)、「グロールシュ」(880円)、「モレッティ」(580円)など世界各国のビールも取りそろえ、カジュアルなディナーやデートでの利用も期待する。
西田さんは「先達のハンバーガー専門店を参考にしながらも、企業ならでは食材調達力によるベーシックなバンズとミートパティの構成の基礎部分でクオリティーの安定を実現する」と意気込みをみせる。ターゲットは、「生粋のハンバーガー世代」の団塊ジュニア層や銀座への来街者。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=2,000円を見込む。
営業時間は11時~23時。17時までは50席中32席が禁煙席になるが、17時以降は全席で喫煙できる。