松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)は7月24日、2階・婦人服フロアの一部を「インタンーナショナル雑貨フロア」としてリニューアルした。
改装したのは同フロア内の約900平方メートル。「クロエ」「ジミーチュウ」「マルニ」、都内インショップの中で最大級の面積を誇る「プラダ」、銀座初出店の「ミュウミュウ」の5ブランドが出店した。
服飾雑貨をキーワードに、「世界のGINZAにふさわしいグレード感と松屋テイスト」(同店)でセレクトしたインターナショナルブランドでフロア構築を行い、「銀座らしいモダンらしさを表現しつつ、高品質で高機能を前提とした新しさと気品ある売り場作りを目指す」(同)という。
同店では不景気を背景に買い控えが目立つ中、上質な環境で売り場を統一することで顧客満足を高め競争率が上がると判断。リニューアル後、「今まで銀座地区では購入できなかったブランドも当店に出店したことにより新規のお客さまが増えた」(同)という。同フロアの売り上げ目標は前年対比123%を見込む。
今回の改装が第1期工事で、来春には第2期工事、来秋には第3期工事を予定。来秋のフルリニューアルオープンまでに1階=コスメブランド「シャンテカイユ」、2階=「コーチ」「マークジェイコブスコンテンポラリーショップ」、3階=NYブランド「トリーバーチ」などの出店を予定する。