銀座に「ペコちゃんミュージアム」-初公開の歴代ペコちゃんら勢ぞろい

両手の部分が電動で動く「「電動ペコちゃんポコちゃん人形」。洋服は当時のままで、ペコちゃんとポコちゃんがペアでそろうのは稀少

両手の部分が電動で動く「「電動ペコちゃんポコちゃん人形」。洋服は当時のままで、ペコちゃんとポコちゃんがペアでそろうのは稀少

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 1950(昭和25)年に店頭人形「ペコちゃん」が初登場した不二家銀座ビル(中央区銀座6)7階・8階に8月24日、「銀座ペコちゃんミュージアム」が期間限定でオープンする。会場面積は2フロア計170平方メートル。

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 2010年に創業100周年を迎える不二家(文京区)は、「永遠の6歳の女の子」として1950年に誕生した販促キャラクター「ペコちゃん」誕生60周年も重なることから、「ペコちゃんの持つ世界観を共有できる初の空間」(同社)として「縁ある銀座」での開催を決めたという。

 会場入り口となる8階フロアには、ミュージアムとペコポコショップを設置。ポコちゃんとのペアでそろう「電動ペコちゃんポコちゃん人形」や「店頭ペコちゃん」のほか、同社が運営するネットショップ「ペコポコショップ」で展開した手づくりのビスクドール「YEAR’Sペコちゃんドール」など未公開の貴重な歴代のペコちゃん人形のほか、販促品などを一挙に展示。ショップでは同ミュージアムの開催を記念して、「銀座のペコちゃん人形」「特製湯呑茶碗」などの限定グッズを販売する。

 7階フロアでは「毎日会場に遊びに来る」ペコちゃんとのふれあいの場としてミニステージを設け、クイズや握手会などイベントの開催を予定。一角に販売スペースを設け、松屋銀座(銀座3)や大丸東京(千代田区)で販売し話題を集める「生ミルキー」(10粒入り=660円)の販売も行う。

 同社CSR推進部広報室の吉岡友紀子さんは「期間限定ミュージアムがうまくいけば、今後の本格的な展開も考えている」と前向きな姿勢を見せ、今後の展開を見据えた試験的開催であることも示唆する。

 開催時間は11時~19時。9月6日まで。

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