ワインのギャラリーをコンセプトに据えたワインショップ「ワイズワインギャラリー」(中央区銀座2、TEL 03-6228-6081)が10月17日にオープンした。運営はセカンドアヴェニュー(同)。
フランスを中心にニューワールドから国産ワインまで「品質管理の行き届いたインポーターから厳選した」という幅広いワインのストックは常時2,500本。1階には味わいやラベルごとにワインをカテゴライズしディスプレーするギャラリー感覚の明るい販売スペースを設けたほか、吹き抜け空間には試飲サービスを行うテラス席を配した。地下1階にはワインセラーを設け、高級ワインの販売や有料試飲を行う。店舗面積は89平方メートル。
「ワインのある暮らし」を楽しむためのライフスタイルをトータルに提案する同店では、ワインだけでなくアート感覚あふれるグラスやデカンタ、「ワインにふさわしい」CDなども販売。店内にはワインを熟知したソムリエ2人が常駐。「1階はワイン初心者でも充分楽しめる。ワイン通の方は地下のビンテージワインを楽しむことが多い」(同社担当者)という。
1階で販売するワインは1,700円~。地下のセラーで眠る最高額ワインは「ロマネ・コンティ1993年」(98万円)。ドメーヌ・デュジャック「クロ サンドニ1994年」(4万6,900円)、コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ「シャンボール ミュジニー1993年」(2万8,900円)などの稀少ワインも取りそろえる。
1階の有料試飲は日替わりで提供する(グラス=500円)。地下ではテーマ性を持ったテイスティングを行い、現在では「飲みごろボルドー」をテーマに「シャトー トロロン モンド1993年(グラス=2,400円)、「クロ デュ マルキ1996年」(同=2,500円)、「シャトー サン ピエール1997年」(同=1,800円)を用意する。
オープン以来、来店客層は30~50歳の男女が中心。同社の井熊社長は「常に時代をリードしていく銀座から、ワインのおいしさ・楽しみ方を当ショップから発信するような店作りを目指して銀座に出店した」とし、「今後、ワイン教室や試飲会、ワイナリー巡りのツアーなどのイベントを開催し、ワインファンを増やしていきたい」という。
営業時間は11時~20時。水曜定休。