銀座・ミキモトでアジア民族の装身具展-シルバージュエリー180点

南アジア・パキスタン「遊牧民のこめかみ飾り」

南アジア・パキスタン「遊牧民のこめかみ飾り」

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 銀座・ミキモト本店(中央区銀座4、TEL 03-3535-4611)で6月10日より、「シルバージュエリーの美と文化展 アジアの装身具より」が開催される。場所は6階ミキモトホール。

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 アジアを中央アジア、北アジア、南アジア、東アジア、西アジアの5つの地域に分け、各民族が暮らしの中で身に着けてきた伝統的なシルバージュエリー180点を紹介する。「各民族のアイデンティティーや造形観を特徴付ける」装身具は特に銀を用いたものが多く、身を飾るものとしての側面と、厳しい自然環境や生活の中で身や魂を守り、安寧や招福への祈りを込めるものとして日常生活に根ざした存在でもあったという。

 会場には、日本宝飾クラフト学院と文化学園服飾博物館がコレクションするトルクメニスタンの「ブレスレット」、イエメンやオマーンの「リング」などの装身具に加え、パキスタンの遊牧民族が顔の側面を飾る「こめかみ飾り」や魂を守る意味のある頭飾りや背飾りなど「民族の伝統や生活文化を表す」多様なジュエリーが並ぶ。一部、民族衣装も展示。

 今月19日(14時~)には装飾具史研究家の露木宏さんによるギャラリートークも予定する。

 同店広報担当者は「このような装飾具が一堂に集まるのはまれな機会。ぜひお立ち寄りいただければ」と話す。

 営業時間は11時~19時。無料。6月30日まで。

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