銀座中央通りに10月28日、都心旗艦店となる大型店「洋服の青山 銀座本店」(中央区銀座2、TEL 03-3561-6731)がオープンした。
青山商事(広島県福山市)は首都圏の1都3県への出店を強化しており、都心モデル第1号となる同店を都心旗艦店と位置付ける。1992年の銀座出店から18年、新スローガン「Take Blue(テイクブルー)」を掲げ、中央通りのカルティエ横の立地に地下1階、地上4階建ての単独路面店として新たなスタートを切った。
フロア構成は、地下1階=フォーマル、礼装小物など、地上1階=ドレスシャツ、ネクタイ、小物、2階=ヤングスーツ、3階=アダルトスーツ、パターンオーダー、4階=レディス。スーツ2,300着のほか、ジャケット、スラックス、ビジネス用品、就活グッズなどを豊富に取りそろえた。総面積は260坪。
既存店同様、20~60歳代の幅広い年代に向けた商品構成だが、3階にパターンオーダー(3万9,800円~)の受注コーナーを初めて設けたほか、4階のレディス専門フロアは都内最大規模の商品数を誇る。同社広報担当の岡田さんは「パターンオーダーは既存店にはない。銀座という立地上、需要を見込んだ」という。
オープン記念として全品半額セールを行っていることもあり、オープン当日には雨にもかかわらず約1,500人の行列ができた。「レディス用品を求め女性の来店が多かった。順調な滑り出し」(岡田さん)といい、「情報発信の場である銀座から新スローガンとともに都心モデル店を盛り上げていきたい」と話す。年商目標は10億円。
営業時間は10時30分~20時30分(10月中は10時~20時30分)。オープン記念セールは今月31日まで。