銀座・数寄屋橋交差点近くに3月3日、「GAPフラッグシップ銀座店」(中央区銀座4、TEL 03-5524-8777)がオープンした。
オープン直後、エントランスに人があふれる「GAPフラッグシップ銀座店」
出店先は、数寄屋橋交差点近くの晴海通り沿いに位置するヒューリック銀座数寄屋橋ビル(旧名=数寄屋橋富士ビル)。同物件は「ルイ・ヴィトン」の大型店として「LVJグルー プ」(港区)が出店を計画し、2007年末より建て替えが進んでいたが、2008年末に断念。2009年3月に、米ギャップの日本法人ギャップジャパン(渋谷区)が出店を発表し、「みずほ銀行」と同店をキーテナントに3月1日、竣工した。
出店するのは同ビル1階~4階で、1,435平方メートルの売り場面積は国内最大の広さを誇る。フロア構成は、1階=「最新のギャップ」を紹介するコーナーとウィメンズ、2階=ウィメンズ、3階=メンズ、4階=キッズ。ラウンジウエアやアンダーウエアを扱う「ギャップボディ」も含めて、フルラインを取りそろえる。
11時オープンの予定で迎えた当日、ゲストでカナダ出身の人気歌手アヴリル・ラヴィーンさんの到着が遅れ、セレモニーは予定の約20分後にスタート。アヴリルさんとギャップジャパンのジョン・アーマティンガー社長らは笑顔でテープカットを行い、オープンを祝った。
ギャップではオープンを記念し、アヴリルさんがデザインするブランド「Abbey Dawn(アビー・ドーン)」とのコラボジーンズを製作。1日朝9時から並んだという先頭客など200人が列を作った。セレモニー後、行列客の中から抽選で選ばれた女性にはアブリルさん本人から直接ジーンズがプレゼントされた。女性は朝6時から列に加わったといい、「信じられない気分。うれしい」と興奮気味に話していた。
営業時間は11時~21時。