松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)は現在、1階スペース・オブ・ギンザで梅雨の恒例催事「GINZAの百傘会(ひゃくさんかい)」を開催している。
松屋が50年ほど前から毎年梅雨の時期に合わせて展開する恒例企画。今年は「ハピネスリゾート」をテーマに雨傘、日傘、両用傘など約3000本を取りそろえる。中央のエレベーター横、7階までの吹き抜け部分には開いた傘を色とりどりに並べ、鮮やかなディスプレーで売り場を盛り上げている。
今年は、遮光率が昨年より上がり軽量化も進む日傘が人気を集め、レインコートは4月の段階で前年比214%の売れ行きを見せた。「震災の影響で雨の時に体を濡らしたくないという意識が高まっているのでは」と、ポンチョタイプ、デザイン性の高いものなど、レインコートのラインアップを充実させたという。
会場では、松屋オリジナルの人気商品、リゾート感覚で使用できる傘やポンチョ、インポート傘、デザイナーズ傘などを展開。先がとがったシルエットで花柄とフリルの刺しゅうを施した傘(7,350円)、二重張りの内側に柄をプリントした傘(1万3,650円)、ファブリックブランド「コッカ」とのコラボによる晴雨兼用パラソルで、個性的なフォルムにマッチ棒の柄をプリントした傘(1万500円)など約3000本を販売する。
関連企画として、4タイプの傘から77色のバリエーションや長さ、持ち手、タッセルをカスタマイズできる雨傘を限定販売。価格は、無地=7,350円、柄プリント=8,400円で、注文後約30分で仕上がる。今月14日まで。
3階婦人靴売り場特設会場では、レインパンプス、レインブーツなど、晴雨兼用で使用できるパンプス、ショートブーツを取りそろえるフェアを今月21日まで展開している。
松屋総務部広報課の小笠原由佳さんは「今年も松屋オリジナルの傘を充実させている。梅雨時に自分だけのオシャレで楽しくて華やかな時間を過ごしてもらえれば」と話す。
営業時間は10時~20時。6月28日まで。