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築地本願寺で「築地スマイル広場」-初回は相馬市民が物販・料理提供

6月25日に開催された「築地スマイル広場vol.0001」の様子

6月25日に開催された「築地スマイル広場vol.0001」の様子

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 福島県相馬市民が料理の提供や物販などを展開するチャリティーイベント「築地スマイル広場vol.0001」が6月25日、築地本願寺境内で開催された。

その場でそばを打っていく

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 同イベントは、本願寺とNPO食のまちづくり協議会が実施する東日本大震災の復興支援を目的にしたシリーズ企画「笑顔をとどけよう!築地スマイル広場」の第1弾。築地本願寺境内や波除通りB棟広場、その周辺などを無料で貸し出し、チャリティーイベントを受け入れる企画で、土曜・日曜のいずれかに月1~2回のペースで開催していく。来年3月まで続け、必要に応じて延期するという。

 築地では震災直後から炊き出しやがれき撤去など現地での支援活動を展開。築地場外市場で開催した復興支援イベントなども踏まえ、「本願寺や築地場外は知名度がある場所。単発ではなく継続的な支援として、この街を使ってもらえれば」(築地本願寺庶務部課長の吉川孝介さん)と同企画を立ち上げた。

 第1弾では、福島県相馬市から「カネヨ水産」「さくら蕎麦道場主」などを招いて青のりドレッシング、小女子(コオナゴ)のつくだ煮、日本酒「相馬恋しや」などを販売したほか、フードブースではその場で打った会津そばを提供。会場には約1000人が来場し、そば400食を売り上げた。

 今後、神取忍さん率いる女子プロレスとの共同企画(8月20日)、古田敦也さんなども参加する野球教室(10月9日)など、幅広い支援企画を予定する。

 吉川さんは「全ての人々が笑顔になれるようなイベントにしていきたい。そのためにはわれわれ築地人が全力を挙げて支援を行っていくつもり」と話す。

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