「ポーラ ミュージアム アネックス」(中央区銀座1、TEL 03-3563-5501)で10月8日より、スタイリスト濱里ルカさんが東日本大震災の遺児へ向けて展開するイラスト展「濱里ルカ チャリティー展」が開催される。
濱里さんは約30年のキャリアを持ち、雑誌、TVCM、ファッションショーなどでの各界著名人のスタイリングを手掛けるベテランスタイリスト。モデルや講師としても活躍する一方で、アフガンの子ども支援をきっかけに2001年からイラスト制作をスタート。作品の売り上げを海外の子どもたちへ寄付するなどチャリティー活動に意欲的に取り組んできた。
東日本大震災を受け、「震災・津波で親を亡くした子どもたちに笑顔を取り戻してほしい」との思いでチャリティー展を企画した濱里さん。ポーラが、濱里さんの思いに共感する形で今回の展示が実現した。
会場では濱里さんが太陽や子どもや天使などをモチーフに描いたイラスト108点を一堂に紹介。展示テーマは「夢・希望・未来」で、ネオパステルと油性クレヨンによる作品は赤色や黄色など「温かい色彩」が特徴。展示空間には「絵画を身近に感じて楽しんでもらいたい」との思いで濱里さんの私物小物約50点も並べる。作品は手に取ることもできる。
作品は販売し、収益の全額を「あしなが育英会」を通じて東日本大震災・津波遺児への支援に充てる。
開催時間は11時~20時。入場無料。10月10日まで。