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銀座で「香港写真の現在」展-若手作家9人、スナップからパノラマまで多彩に

ホ・パックケイさん「Luminosity2008-2009」より

ホ・パックケイさん「Luminosity2008-2009」より

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 銀座のギャラリー「ガーディアン・ガーデン」(中央区銀座7、TEL 03-5568-8818)で10月17日から、東洋と西洋の文化が入り組む「香港」の若手作家を紹介する「発光する港~香港写真の現在2011~」が開催される。

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 近隣アジア諸国の若い作家に注目する「アジアンフォトグラフィー」シリーズ第7弾。韓国の作家を紹介した前回に続き、今年は「漢民族の血統」(キュレーターのウー・ジャバオさん)を受け継ぎながら1842年~1997年まではイギリスの植民地でもあった香港にフォーカス。「東洋と西洋のはざま」で育まれた独自の文化を、若手写真家を中心に9人の作品を通して紹介する。

 参加するのは、ひしめく高層ビルを縦位置のパノラマサイズで捉えた立体感あふれる作品が特徴のング・サイキッさん、Facebook の画像をiPhoneを通して印画紙に直接露光することで新旧メディアのミックスを試みるチョン・ワイロックさんなど、9人。

 会場にはかなりの点数の作品が並ぶ。チャン・ワイクウォンさんは森山大道さんや荒木経惟さんに憧れてスナップを始めたといい、自らの日常をセキララに記録したモノクロームの写真群約100枚を一堂に公開するほか、ソ・ヒンキゥングさんにとっては初の試みとなる大型の作品ディスプレイも。

 関連イベントとして10月17日、キュレーターのウーさんと出品作家が集まって、展示作品とともに香港の写真界の動向を紹介するトークショーを開催する予定(6時30分~、要予約)。

 営業時間は11時~19時。日曜・祝日定休。11月17日まで。

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