大阪・梅田の阪急百貨店メンズ館のセレクトショップ「ガラージュ D.エディット」が10月15日、「阪急MEN'S TOKYO(メンズトーキョー)」(千代田区有楽町2、TEL 03-6252-1381)の開業に伴い同館4階に2号店をオープンした。
ガラージュ D.エディットは、2008年にオープンした阪急百貨店メンズ館の自主編集ショップ。ファッション誌や広告を中心に活動する人気スタイスト野口強さんとコラボレーションし、国内外の新進ブランドをいち早く紹介。大阪店では「トム・ブラウン」「クリス ヴァン アッシュ」などを関西の百貨店として初めて取り扱い話題を集めた。
2号店となる同店は、「ソフ」「アンダーカバー」など国内人気ブランドから、「アルマーニ ジーンズ」「マーク バイ マーク ジェイコブス」など一流ブランドのカジュアルラインまでをそろえる4階「インターナショナルクリエーターズ」フロアのキーテナントに位置付ける。
メンズトーキョーのテーマ「ジェットセッター」に合わせ、店内は「コンテナ」をイメージした内壁を使い、スーツケース風什器に商品を並べた。大阪店と比べ、「カップル、家族連れの来店を想定し、買い物しやすい開放感のある環境づくりを目指した」と、阪急阪神百貨店ラグジュアリー商品部ラグジュアリー紳士服商品部バイヤーの西村将仁さん。
商品は国内外の「新進」ブランドを基準にセレクト。現在は海外から「リックオーウェンス」「アダムキメル」「ウミットベナン」など、国内から「ノンネーティブ」「ホワイトマウンテニアリング」「AKM」など42ブランドを扱い、メンズアパレル、靴、バッグ、アクセサリー、ブック、フレグランス、ガジェットなど幅広い商品約2500~3000点を取りそろえる。ブランドはシーズンごとに再構成。オープン当日には「マスターマインド ジャパン」の限定商品を狙った来店客が行列を作った。
西村さんは「大阪店も含め、世界に名だたるセレクトショップとなれるように常にクリエーティブな売り場作りを展開していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は12時~21時(日曜・祝日は11時~20時)。