アニメキャラ「クリィミーマミ」の原画やポスター、新作アパレルグッズなどを紹介する「魔法の天使 クリーミーマミ展」が10月21日より、プランタン銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-0077)6階で開催される。
アニメ制作会社「ぴえろ」の代表作の一つとして1983(昭和58)年から翌1984(昭和59)年までテレビ放映されたクリィミーマミは、魔法の力で実年齢より年上の16歳に変身し、歌手デビューすることになる少女の物語を描くファンタジー。2008年に個性派アパレルブランド「galaxxxy(ギャラクシー)」がコラボ商品を販売し、10代から30代以上までの幅広い世代の女性の間で人気を集めた。
プランタンで昨年、クリィミーマミのキャラクターデザインを手掛けた高田明美さんの作品展を実施したところ約1500人の来場があったといい、「想定以上に広く認知されていると感じた」(プランタン銀座ライフスタイル営業部の神谷信さん)。今年はギャラクシーとクリィミーマミとの新作発売に合わせ、アパレルグッズも扱う展示販売企画を展開する。
会場では、マミのコンサート風景など高田さんが当時描いたイラスト、「髪型などイメージが少し違う」マミの近年のイラストなどを版画作品にして展示販売するほか、当時のアニメの名シーンを使ったセル画ポスターや、高田さんの直筆ドローイングも一部販売する。
アパレルグッズの新作商品は1年ぶりの発表。そのほかにもネコのマスコットキャラクター「ネガ」「ポジ」や変身アイテム「ステッキ」「コンパクト」などをパターン化した商品や、マミの姿を大きくプリントした商品などTシャツ、パーカ、スカジャン約15種も出そろう。
神谷さんは「現代の作品とまた一味違い、この作品の持つデザイン性はシンプルで力強く、単純にかわいく元気が出る」と話す。アパレルグッズについては、「作品のプリント服をワンポイントで合わせても、普段とは一味違う新鮮さを楽しめるはず」とも。
営業時間は11時~20時30分(日曜は19時30分まで、最終日は18時30分まで)。今月25日まで。