年末ジャンボ販売開始-西銀座チャンスセンターに2時間待ちの列

全国から宝くじファンが駆け付ける「西銀座チャンスセンター」1番窓口

全国から宝くじファンが駆け付ける「西銀座チャンスセンター」1番窓口

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 「年末ジャンボ宝くじ(第614回全国自治宝くじ)」が11月24日、全国で一斉に発売され、「西銀座デパート」(中央区銀座4)1階の宝くじ売り場「西銀座チャンスセンター」に今年も長蛇の列ができた。

実物の3億円を前にした平成ノブシコブシ

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 今年の年末ジャンボの当選額は、1等=2億円、2等=1億円で、1等の前後賞が各5,000万円。当選本数は1等が132本、2等が66本(66ユニットの場合)で、昨年の年末ジャンボに比べて1等の当選確率が倍増したのが特徴。

 西銀座チャンスセンターはこれまでにも高額当選くじを数多く販売。全国の宝くじファンがくじを求めて列を作る姿は「年の瀬の風物詩」として知られる。発売初日には売り場前に「平成ノブシコブシ」が登場。購入者に「一人ひとりが幸せになって、日本を元気にしていきましょう」(吉村崇さん)とエールを送り、くじの販売開始をアピールした。

 宝くじファンが目指すのは、1等にちなんだ「1番窓口」。発売開始となった8時30分ごろには、すでに首都高ガード下から晴海通り沿いに「2時間待ち」(交通整理スタッフ)の列ができた。朝6時半から並んだという60代男性は、サマージャンボやドリームジャンボなど販売開始時は毎回列に加わる常連。今回は120枚購入予定で、「なかなか当たらない」と話しながら笑顔だった。北海道から「チャンスセンターめがけて来た」という行列客の姿も。「宝くじは年末ジャンボだけ買っていて、チャンスセンターには一度並んでみたかったのでうれしい。40枚買うつもり」。そのほか仕事が休みで立ち寄ったという女性など、さまざまな思いを胸にした行列客が、発売したばかりのくじの束を手に窓口を後にした。

 価格は1枚300円で、12月22日まで販売。ジャンボくじ発売期間中の販売時間は9時~20時30分。抽選は12月31日に赤坂ACTシアター(港区)で行われる。

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