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銀座インズにモツ鍋専門店「もつ源」-郡山の飲食企業が都内初出店

銀座インズ2、地下1階にオープンした「もつ鍋・旬彩 もつ源」

銀座インズ2、地下1階にオープンした「もつ鍋・旬彩 もつ源」

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 銀座インズ2(中央区銀座西2)に12月19日、「もつ鍋・旬彩 もつ源」(TEL 03-5524-5611)がオープンした。

和牛丸腸のモツ鍋

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 経営は自動車整備販売事業などを手掛けるマコト(福島県郡山市)。6年ほど前から飲食事業に進出し、福島県を中心に海鮮居酒屋「はなの舞」をFC出店。直営店「もつ源」は2009年に郡山市内に1号店を出店し、宮城・福島を中心に店舗を拡大。同業態5店舗目となる同店で、都内初進出を果たした。

 場所は銀座インズ2地下1階の飲食店フロア。店舗面積は28坪で、長方形のスペースに9卓40席を配置する。クリーム色の壁面に、木製テーブル、椅子をレイアウトしたシンプルな内装で、「明るく、清潔感のある」印象に仕上げた。

 メニューはもつ源の通常メニューを3分の2程度に「絞り込んだ」内容に。北海道から仕入れた「和牛丸腸のもつ鍋」(1人前1,680円)を中心に、北海道産「ホエイ豚」を使った「トンテキ」(819円)、会津産「馬刺し」(3点盛り=1,575円)などが人気を集める。

 ドリンクはビール、サワー、カクテル、焼酎、ウイスキー、ソフトドリンクなど約80種を展開。ハイボールはフォアローゼスを使った8種を用意する。生ビール中ジョッキは1杯504円。客単価は、ランチ=800円、ディナー=3,300円。

 福島県、宮城県を中心に15店舗を展開する同社。震災当時は店内の物が壊れたりと被害があったというが、「福島の人に元気を出してもらいたい」との思いで翌日から営業した店もあったという。「風評被害もあるが、負けてはいられない。社員一同でおいしい食材を届けたいという思いで営業している」

 同社飲食事業本部・本部長の重松英樹さんは「東京にはたくさんのモツ鍋店が点在する。もつ源のモツ鍋は、本場・博多のだしじょうゆを軸にしたモツ鍋とは違い、塩味が持ち味。『おいしい塩味のモツ鍋』が食べられる店として定着していければ」と話す。

 営業時間は11時~14時、17時~23時(12月29日~31日、来年1月3日は11時~18時)。1月1日・2日は休業。2月以降は日曜定休。

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