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松屋銀座でロングセラー絵本「ノンタン」展-ノンタンの前身「あかんべきつね」も

「あかんべノンタン」 ©キヨノサチコ/偕成社

「あかんべノンタン」 ©キヨノサチコ/偕成社

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 松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階イベントスクエアで1月18日、白いネコが主人公の絵本シリーズ「ノンタン」誕生35周年を記念した原画展「ノンタン展」が始まった。

ノンタンの赤いマグカップ

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 ノンタンシリーズは1976(昭和51)年、絵本作家キヨノサチコさんが描いた「ノンタンぶらんこのせて」(偕成社)からスタートした。いたずら好きで「いい子じゃない」性格が持ち味の白いネコの男の子が主人公で、これまでに37作品を刊行。0才児~3、4才児に向けて全4シリーズを展開し、幅広い世代で愛されるロングセラー絵本として知られる。

 ノンタン誕生35周年を迎えたことを記念して開催する同展。会場ではノンタン誕生のきっかけとなった白キツネが主人公の絵本「あかんべきつね」の全編を初公開するほか、デビューから最新作「ノンタンスプーンたんたんたん」(2011年)までのノンタンシリーズを中心に、キヨノさんの原画約140点を一堂に公開する。

 併せて、キヨノさんが制作過程で残したラフやスケッチなど絵本以外の資料や未発表作品も紹介。画材セット、絵の具、アイデアノート、写真などを通して、2008年に逝去した作家キヨノさんの人柄にも迫る。

 物販ブースでは、「ノンタンはみがきはーみー」でノンタンが使ったマグカップをモチーフにした赤いマグカップ(1,365円)やカラフルなスマートフォンケース(4種、1,890円)、ノンタンのふくらんだおなかの部分に文字を書き込むメモなどの会場限定グッズを販売。全国で展開されるノンタングッズも集約する。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場料は、一般=1,000円、高大生=700円、中学生以下無料ほか。今月23日まで。

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