銀座4丁目の「ビームス銀座」向かいに3月23日、ウィメンズ業態「デミルクス ビームス 銀座」（中央区銀座4、TEL 03-5524-7661）がオープンした。

「ビームス 銀座」向かいにオープンした「デミルクス ビームス 銀座」外観

　ビームスが今年進めているレディス強化戦略の一環として開いた同店。レディス、メンズ共に扱う「ビームス銀座」についても2月から売り場の再編と内装の大規模リニューアルを実施しており、今回のオープンと併せて銀座エリアでのレディス商品展開を大幅に拡大した。同業態の開店は2003年ルミネ新宿（新宿区）への初出店以来10店舗目。

　地下1階～2階までの3フロア構成で、店舗面積は83坪。内装は「自分のワードローブをイメージしやすいように」との狙いで「住空間」をテーマに展開する。1階は「エントランスホール」と位置付け、大型カップボードの什器やアーティスト大庭大介さんの作品などで装飾。2階はテーブルやソファを置いて「リビングルーム」に見立て、地下1階は「ウオークインクロゼット」として造り付け棚に商品を並べる。

　コアターゲットは「30代以降の社会人女性」。取扱レーベルは「ラピス ビームス」「エッフェ ビームス」「bpr ビームス」で、パーティー用ドレスやインポートアクセサリーなどのラグジュアリーラインから、仕事着や遊び着に向けたデーリーラインまでをそろえる。

　オープン記念として、2万円以上の購入客にはライト付き「女優ミラー」を進呈している（数量限定）。

　「デミルクスビームスは、トレンド感を取り入れながら上質なものを扱う業態。（当店オープンで）銀座で働いたり買い物に来たりする女性に向けて、より幅広いシーンに合わせた洋服を用意できるようになった」とビームス広報部の木下香奈さん。

　同日、ビームス銀座3階のメンズフロアもリニューアルした。30代以上を中心としたビジネスマン層に向けた売り場で、カジュアルウエアからスーツ類までを展開。今回のリニューアルで、新たにLAの手作りアクセサリーブランド「BILL WALL（ビルウォール）」の取り扱いも始めた。

　営業時間は両店共11時～20時。