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銀座に立ち食いそば「よもだそば」2号店-「ラそば」「本格インドカレー」など

「よもだ」は愛媛県松山地方の方言で、「いいかげん」を表し、「なんだか憎めない」ニュアンスで使われる言葉という

「よもだ」は愛媛県松山地方の方言で、「いいかげん」を表し、「なんだか憎めない」ニュアンスで使われる言葉という

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 日本橋の立ち食いそば店「よもだそば」が4月28日、銀座に2号店「よもだそば 銀座店」(中央区銀座4、TEL 03-3566-0010)をオープンした。

新たに座り席14席を設けた店内

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 運営は「よもだ」(中央区)。社長の九十九章之さんは1974(昭和49)年岡山県生まれ。企業でシステムエンジニアや営業マンなどを務め、「よく食べていた」という「立ち食いそば」に着目。「安い」「早い」だけではなく「一風変わった店をやってみよう」との思いから独立し、2007年に「よもだそば」を開業した。

 店舗情報はツイッターやフェイスブックを活用してPR。客からコメントで要望を募り、これまでデカ盛り系ラーメン店を模してうどん2玉の上に山盛りのモヤシとキャベツを載せ、「頂上」にメンチカツを添えた「富士山UFOうどん」や、さまざまな国籍の外国人とコラボしてトマトやチーズやフィッシュ&チップスなどを盛り付けたシリーズ「インターナショナルそば」などを期間限定で販売してきた。

 2店舗目となる同店は、和光並木館近くに出店。店舗面積は10坪で、白壁に木目調の内装で「純和風」をイメージしたという。入り口にチケット販売機を配した細長い造りが特徴で、女性客の利用を見込んで新たに椅子14脚を導入。4人分の立ちスペースも設ける。

 かけそばは240円。麺は「ソバ」(温・冷)、「ウドン」(温・冷)、ラーメン(通称「ラそば」、プラス50円)から選べ、これにニラ、ゲソ、ゴボウ、春菊、紅しょうが、コロッケなどのてんぷら類(120円~)を盛り付ける。「タマネギ丸ごと1つ」を使った「特大かき揚げ」や、青森県東北牧場から取り寄せる旬の天然山菜のてんぷらも。

 かけつゆをベースに具だくさんで仕上げ、「本格インドカレーの味わい」が特徴という「よもだカレー」や、「よもだカレーうどん」(以上480円)、モヤシ一袋分を盛りつけた「山盛りもやしたぬきがけ」(380円)なども扱う。

 客単価は400円程度。「今は日本橋店と同じメニューだが、これから銀座店の特色を出していきたい。常に変わったことをやって、『あの店変だなぁ』と言われるようになれば」(九十九さん)

 営業時間は7時~22時30分。

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