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有楽町で韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」-42歳元女子グループの友情描く

「サニー 永遠の仲間たち」(配給=CJ Entertainment Japan、©2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED)

「サニー 永遠の仲間たち」(配給=CJ Entertainment Japan、©2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED)

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 ヒューマントラストシネマ有楽町(千代田区有楽町2、TEL 03-6259-8608)で5月19日から、42歳を迎えた女性7人が、一緒に過ごした高校時代を1980年代の音楽やファッションと共に振り返る韓国の青春映画「サニー 永遠の仲間たち」が公開されている。

高校時代のサニーメンバーたち

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 前作「過速スキャンダル」(2008年)で830万人を動員したカン・ヒョンチョル監督の最新作。自身の母親の昔の写真を見て「自分の母もセブン・シスターズ(トラブルメーカーの高校生を意味する韓国の隠語)だったのでは?」と思ったことから着想を得た。42歳の専業主婦のナミが、高校時代の7人組仲良しグループ「サニー」のリーダーだったチュナと偶然再会するところから物語が始まり、25年の年月を経たかつての仲間たちの姿を描く。

 サニーのメンバーは、田舎から転校してきたナミ、チュナ、二重まぶたになりたいチャンミ、口汚いジニ、キレると怖い文学少女クムオク、ミス・コリアを夢見るポッキ、美少女スジの7人。現在と過去のメンバーを演じる計14人の女優たちは、同一人物だと思わせるように「見た目」も「性格」も似ているペアを探し出したという。

 1980年代を舞台にした高校時代シーンでは、緻密な時代考証に基づいて当時の模様を再現。80年代風の道路、「ロッキーIV」の看板などの美術面に加え、スポーティーでボーイッシュなスタイルのチュナ、ブランドロゴや漫画のキャラクターの描かれた服を着るチャンミ、ストレートヘアで白シャツ、ジーンズに身を包むスジなど、それぞれの性格に合わせて当時のファッションに敏感な若者たちのスタイルを取り込んでいる。

 7人の女性たちが、失ってしまった大切な「何か」を取り戻していく友情物語。韓国では昨年公開され、740万人を動員した。

 東京都内では同館ほか、「Bunkamuraル・シネマ」「MOVIX昭島」で公開中。

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