銀座コリドー通り沿いの商業施設「ニッタビル」(中央区銀座8)8階に5月8日、手羽先空揚げ発祥店からのれんを分けた居酒屋「元祖手羽唐揚 風来坊」がオープンした。経営は、風来坊一宮店(愛知県一宮市)などを展開する飲食店経営会社。
名古屋名物・手羽先空揚げは、揚げた手羽先を甘辛いタレに絡めた鳥料理。手羽先がスープの材料程度にしか使われていなかった40年以上前に、名古屋市で居酒屋「風来坊」を開いた大坪健庫さんが考案。メニューのヒットとともに店舗を広げ、現在では風来坊ののれんを分けた店舗は国内外に80店舗以上を構える。
東京都内での展開は品川店に続く2店舗目。店舗面積は厨房を含めて約155坪で、席数は220席。内装は「銀座に見合うようにゴージャスな印象に仕上げた」(店長の中山さん)という。
メニューは定番の「手羽先唐揚」(5本で450円)、「手羽ギョーザ」(3個で500円)、若鶏の半身を使った「ターザン焼き」(980円)などの鳥料理を中心に、焼き物、一品料理、刺し身などをそろえる。ドリンクは生ビール(中ジョッキ=530円)、焼酎、日本酒など。客単価は3,800円程度。
「サラリーマンはもちろん、ヘルシーな鳥料理や旬の海の幸など、子どもや女性にも気軽に食事を楽しんでもらいたい」と中山さん。
営業時間は16時30分~24時。