見る・遊ぶ 買う

グッチ銀座に世界初のシネマルーム-フィルム修復し名作7本上映

「山猫」(ルキノ・ヴィスコンティ監督、1963年制作)

「山猫」(ルキノ・ヴィスコンティ監督、1963年制作)

  • 0

  •  

 グッチ銀座(中央区銀座4、TEL 03-3562-8111)に6月、「甘い生活」「山猫」などフィルム修復を終えた名作映画を月替わりで上映するシネマルーム「シネマ ビジョナリーズ」が開設された。

[広告]

 グッチでは2006年から、マーティン・スコセッシ監督が創設した「The Film Foundation」のフィルム修復・保存プログラムを支援。「後世に名画を伝えていきたい」と、これまでに共同で名画7本の修復を完了している。

 修復を終えた作品は、世界各国の映画祭でワールドプレミアを含めた上映を行ってきたが、今回同活動の認知拡大を目的に、世界で初めて店舗内で作品上映を実施。通常は不定期でアーカイブの展示などを行うグッチ銀座6階を会場に、20席のシネマルームを設けた。

 修復作品はブランドイメージに合わせ、The Film Foundationとグッチクリエーティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニさんの話し合いにより決めているという。これまで、「こわれゆく女」(ジョン・カサヴェテス監督、1974年)、「女ともだち」(ミケランジェロ・アントニオーニ監督、1955年)、「ワンダ」(バーバラ・ローデン監督、1970年)、「夏の嵐」(1954年)、「山猫」(以上ルキノ・ヴィスコンティ監督、1963年)、「甘い生活」(フェデリコ・フェリーニ監督、1960年)、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(セルジオ・レオーネ監督、1984年、以上年数は製作年)の計7本の修復に携わった。

 上映日程は毎週水曜・土曜・日曜の13時からで、6月中は「甘い生活」を上映(完全予約制、6月分は満席)。上映は月替わりで、7月は「山猫」を予定。予約はオフィシャルサイトで随時受け付ける。12月2日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース