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銀座gggで寄藤文平さん「夏の研究」展-黒板をキャンバスに成果発表

会場外観、撮影=藤塚光政さん

会場外観、撮影=藤塚光政さん

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 JTのマナー広告「大人たばこ養成講座」などで知られるグラフィックデザイナー・寄藤文平さんの企画展「寄藤文平の夏の一研究」が9月3日より、「ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)」(中央区銀座7、TEL 03-3571-5206)で開催されている。

東京メトロ「家でやろう。」

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 寄藤さんは1973(昭和48)年長野県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学課を中退後、1998年に「ヨリフジデザイン事務所」、2000年に「文平銀座」を設立。肯定的なメッセージに皮肉とユーモアを盛り込んだ東京メトロ「○○でやろう」シリーズ、日常的でありつつ敬遠しがちなテーマを独自の視点から捉えた自著「ウンココロ」「死にカタログ」などで知られ、近年は広告アートディレクションとブックデザインを中心に活動している。

 同展では、寄藤さんがこれまで手がけた仕事の根底にある「アイデアの源泉」や「独自のデザイン論」とその展開例を、イラストで解説する。1階では、アートワークと今夏に開発したというオリジナル紙「ブンペル」について紹介。地下1階では、黒板をキャンバスにしたデザインワークを、「研究成果」として発表している。

 9月21日には、寄藤さんが講師となってオリジナルの装丁作りにチャレンジするワークショップを開催。18時~19時30分。参加費は1,000円。要予約。

 開催時間は11時~19時(土曜は18時まで)。日曜・祝日休館。9月29日まで。

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