イッセイミヤケの複合店「ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE(エルトブテップ イッセイ ミヤケ) / GINZA」(中央区銀座4、TEL 03-3566-5225)が9月27日に増床オープンし、2013年春夏商品を展示する特別企画を実施している。
「各ブランドとの出合いの場」として、同社の中心的なブランドを集約させた同業態。2007年に大阪南船場に 1号店をオープンし、アート展など従来のブランド単独店とは異なるアプローチで「ブランドの魅力を伝える」店づくりを進めてきた。銀座店は2号店として、昨年3月にオープン。
場所はガス灯通り沿いの映画館「シネスイッチ銀座」(銀座4)横。今回、2階で営業していた和光「チョコレートサロン」が昨年10月に閉店したことを受け、「より幅広い商品を紹介したい」と、増床。2階のフロア面積はバックスペースを含め約100坪で、空間デザインは1階(=87坪)と同様にグラフィックデザイナー佐藤卓さんが手掛けた。
現在は増床を記念して、「ISSEY MIYAKE MEN」2013年春夏コレクションをいち早く紹介。「和紙」に着想を得たコレクションで、古くから衣類に利用されてきた和紙を「自転車のある暮らし」と組み合わせてデザイン。ウォッシャブルな紙布を開発し、自転車に乗ることを想定してフォルムやディテールを仕上げたという。会場では同コレクションに加え、和紙や紙布の製造過程を現物と共に紹介。商品の先行予約も受け付ける。10月10日まで。
店内で取り扱うのは、「ISSEY MIYAKE」のメンズ・レディス、プリーツ縫製シリーズを独立させた「PLEATS PLEASE(プリーツプリーズ) ISSEY MIYAKE」、一枚の布を折り畳んでプレスすることで立体的なフォルムを生み出す「132 5. ISSEY MIYAKE」、アクセサリーブランド「BAO BAO ISSEY MIYAKE」など。今後も「内容によってフロアを使い分け、イベントや展示などを展開していきたい」(コーポレートPRの山本香菜さん)。
営業時間は11時~20時。