読売ジャイアンツは11月25日、22回目のプロ野球日本一を記念して、銀座・中央通りで監督・選手らによる優勝パレードを行った。
ルートとなったのは日本橋から銀座までの中央通り約2.3キロ。10時20分からの開催に向けて交通規制された中央通りには、開催1時間ほど前にはすでにパレードを待ちわびて場所取りをするファンの姿が。道路には警察・警備員が列を作り、事故防止を呼び掛けた。
30分前にはファンが道路を埋め、晴天の上空にはヘリコプターが飛んだ。選手のユニホームを来たファン、野球帽やオレンジ色のタオルをかぶったファン、手作りのメッセージ入りうちわを持参したファンなど老若男女が詰め掛けた。
10時20分、原辰徳監督、阿部慎之助キャプテンを先頭に選手らを乗せたバスが日本橋三越本店前を出発。バスは2階建てのオープンカー仕立ての3台。通りでは、選手らが前を通るのに合わせて「おめでとう!」と大歓声の祝福が飛んだ。旗を振ったり写真を撮ったりするファンに向け、選手らも手を振って応えていた。
銀座8丁目博品館前をゴール地点に、約30分後にはパレードは終了。その後銀座5丁目~8丁目付近では比較的スムーズに人が流れ、閉店に向けてセール中の銀座松坂屋や、創業感謝祭中のユニクロ銀座店などに、そのまま足を運ぶ人々の姿も多く見られた。
球団発表によると、パレードを見るために約38万人が集まった。