歌舞伎座こけら落とし、公演演目発表-勘三郎さんにささげる「お祭り」も

来年4月に開業を控える歌舞伎座の外観イメージ

来年4月に開業を控える歌舞伎座の外観イメージ

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 松竹(中央区築地4)は12月19日、来年4月に開場する第五期歌舞伎座(銀座4)の最初の3ヶ月のこけら落とし公演の演目、配役など内容を発表した。

 初日は来年4月2日で、最初の3カ月間は1カ月ごとに3部制大歌舞伎を展開。以降3カ月は若手歌舞伎役者を中心に「歌舞伎を継承する」公演を、以降は義太夫狂言の3大名作や新企画などを打ち出し2014年3月までを「こけら落とし」とする。

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 4月公演は、坂田藤十郎さん、中村魁春さん、市川染五郎さん、市川団十郎さんが出演する「壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)」で開幕。続いて「18世中村勘三郎に捧ぐ」と銘打ち、勘三郎さんの代表的な演目だった「お祭り」を上演する。出演は「同世代の盟友の一人だった」坂東三津五郎さんのほか、実子である勘九郎さん・七之助さんや、福助さん、橋之助さんなど縁の深い顔合わせ。ほかに「忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」「勧進帳(かんじんちょう)」などを3部制で展開する。千秋楽は4月28日。

 5月公演は菊五郎さんや団十郎さんが出演する「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」(第1部)、藤十郎さん、中村吉右衛門さんらが出演する「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」(第2部)、坂東玉三郎さん、尾上菊之助さんによる「京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)」(第3部)など。公演期間は5月3日~29日。

 6月公演は、坂東三津五郎さん、中村時蔵さんによる「喜撰(きせん)」(第1部)、片岡仁左衛門さん、市川海老蔵さんらによる「壽曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」(第2部)、松本幸四郎さん、中村梅玉さんによる「御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)」(第3部)など。公演期間は6月3日~29日。

 「いずれの月も、歌舞伎座新開場にふさわしい極め付きの名狂言、最高の配役をそろえた。歌舞伎の醍醐味(だいごみ)を堪能いただければ」と松竹の迫本淳一社長。

 チケットは4,000円~2万2,000円。一般前売りは往復はがきで受け付け、応募多数の場合は抽選。その後、電話予約・ウェブ販売を行う。