ジュエリーブランド「STAR JEWELRY(スタージュエリー)」は2月8日、銀座に旗艦店「スタージュエリー銀座店」(中央区銀座6、TEL 03-5537-8088)を開業する。
アイアンワークの装飾やモザイクなどを用い、クラシカルで重厚なイメージに仕上げた店舗内観イメージ
同ブランドは1946(昭和21)年、永井三郎・妙子夫妻が外国人向けの宝飾店として元町に創業。日本で始めて本格的にピアスを扱い、山手在住の外国人や横須賀駐留の米軍将校婦人に人気を集めた。1960年代からはジュエリー作家の育成などにも注力。創業以来自社工房を構えるなど「クラフトマンシップ」にこだわり、横浜を拠点に多くのヒット商品を展開。本店のほか、表参道、みなとみらいにフラッグシップショップがある。
銀座エリアでは2011年3月、松屋銀座に出店。同店の運営が好調だったこともあり、「数年前からの計画だった」という銀座への旗艦店出店に乗り出した。場所はみゆき通りとすずらん通りの角地で、地下1階と1階の2フロア構成。2階にはワインショップ「エノテカ」をテナントに迎え、ショップ&カフェスペースを展開する。
1階は店舗面積約46坪で、同ブランドのフルラインから、ゴールドジュエリーを中心にラインアップ。オープン時には「GINZA COLLECTION」と題した限定ライン約30型を取りそろえ、ほかに店舗限定ブランド「STAR JEWELRY PRECIOUS」、メンズ&ユニセックスジュエリーブランド「SJX」のコーナーも設ける。
地下2階は店舗面積約58坪で、ブライダル専門フロア。元町本店に並ぶブライダル重視店舗として、都内店舗では最大級の広さとなる。国内の自社工房で製造する商品クオリティーの高さを特徴に、「永久保証」のアフターサービスも。今後銀座店限定のアイテムを展開していく予定。
「銀座での旗艦店ということで、『満を持して』という思い」と、マーケティング部広報宣伝室長の渡辺美穂さん。「間もなく創業70周年を迎えるにあたって、国内自社工房でのものづくりにこだわってきたブランドポリシーを、銀座という街で新しい形で提案できるのが楽しみ」と意気込む。
営業時間は11時~20時。