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銀座・築80年の洋館建築、保存改修作業大詰めに-ギャラリーに再生

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銀座・築80年の洋館建築、保存改修作業大詰めに-ギャラリーに再生

保存改修工事中の川崎ブランドビルヂング

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 銀座昭和通り沿いにある築80年の洋館建築の保存改修作業が追い込みに入っている。改修後はギャラリーとして生まれ変わる。

天井を取り払ったところ出てきた古い建材

 新ギャラリー名は「銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)」(中央区銀座1)で、経営は川崎ブランドデザイン。6月6日のオープンを目指す。

 同ギャラリーが営業を始める川崎ブランドデザインビルヂング(旧・宮脇ビル)は1932(昭和7)年の完工で、同じく銀座一丁目にある奥野ビルと同時期の建物。外壁は昭和初期に流行していたレンガ調のスクラッチタイル貼りで、今年初頭までは、小料理屋が約40年にわたって営業していた。

 同社はこのビルを購入後、建物を取り壊して駐車場にするプランや著名な建築家である藤本壮介さん主導による高層タワー化計画などを検討したが、ビルの風格に感銘を受けた同社社長・ディレクターの川崎力宏さんが、現建築物を保存改修してギャラリーとして営業する判断をした。

 「この形での営業を決断するまでにはずいぶん悩んだが、最終的にこの形を選んだのは、九州で建設会社を営んでいた父親の建築物好きのDNAが自分にも受け継がれていたのだろう。保存改修の工事中には近所の人たちにも温かい声を掛けてもらい、この建物が多くの人に愛されていることを教えられた」と話す川崎さん。改修のために天井をはがすと古い木材が見つかるなど発見も多いといい、「周囲の景観を考えて建物前のモミジとツバキの木も元の形で残すことにした。どこまでこの形でできるかは分からないが、まずは銀座の新メンバーとして迎えてもらえるように頑張りたい」と意気込みを語る。

  新ギャラリーは1階から3階まで延べ約100平方メートルに4つの展示スペースが入り、「基本的には貸しギャラリーとしての営業を想定しているが、オープンから数カ月間は自主企画を展開する予定」。オープン時は川崎さんの父親の川崎裕一さんと縁が深かったネオ・ダダのアーティスト、風倉匠(かざくら・しょう)氏の作品や、同じく裕一さんがプライベートで研究していた「パルナシウス蝶」のコレクションなどを展示するという。

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