松屋銀座(中央区銀座3)8階イベントスクエアで9月26日、「銀座・手仕事直売所」が始まる。
「10年後の暮らしでも輝いている道具や器を紹介する」ことをコンセプトに、全国の作家やクラフトマン、職人、デザイナーなどの「作り手」が、商品を来店客に直接説明して販売する「直売所スタイル」が特徴。
今年で5年目を迎えた同催しは継続出店する作り手も多く、今年は会場も拡大し、32の都道府県から93店が出店する。
出店される商品・作品は、はさみ、鍋、ほうき、とう製品、竹細工、木工、陶器、磁器、革製品、布製品、織物、草木染、寄せ木細工、和紙製品などのほか、アクセサリー、ジュエリー、木版画など多岐にわたる。
会場では「ガラス作家 木下宝さんのグラスで愉しむ利きワイン」、「美篶堂」の「和装本こうき綴(と)じ製本ワークショップ」、「金網つじ」の「金網工芸による とうふすくいの製作体験」などのワークショップや、「『出西窯(しゅっさいがま)』多々納 真さんのお話し会」、「『金沢福光屋』 老舗酒蔵の醗酵体験」などのトークイベントを開催。ワークショップ、イベントの開催日時や参加料金、申し込み方法などの詳細は同催しのホームページで確認できる。
松屋銀座デザインコレクション担当バイヤーの秋山功一さんは「例年、終了と同時に翌年の開催についての問い合わせをいただくほか、店頭でお客さまにリーフレットを配布する際にも『来場したい』『催しを楽しみにしている』などの声を掛けていただいている」と話す。
「5回目の今年は、素描家、しゅんしゅんさんによる『線で綴(つづ)る手仕事の旅』を発行したり、お客さまと作り手がつながるワークショップも企画し、会場でしか体験できない『こと』や『もの』を用意した。この催しを通して、長くお客さまと作り手をつないでいきたい」とも。
開催時間は10時~20時(最終日は17 時30分まで)。10月1日まで。