ゼニア ジャパン(港区)は2007年3月1日、直営店「エルメネジルド ゼニア丸の内店」(千代田区有楽町1)をオープンする。
エルメネジルド ゼニアは1910年イタリアで生まれ、1938年には世界40カ国へ生地を輸出するようになったブランド。服地の端にイタリアで初めてブランドネームを入れたことや、原毛買い付けから紡績、毛織、フィニッシングまでをすべて自社で行うことで知られる。
国内では銀座、青山、大阪に続き、直営路面店4店舗目となる丸の内店の店舗面積は約464平方メートルで、角の立地を生かした大きなファサードが特徴。世界主要都市でグランドオープン、リニューアルオープンする旗艦店と同様のコンセプトを取り入れ、「モダンな什器、明るい照明を生かしたインテリア」(同社)になるという。
同店では新たな顧客層の開拓に加え、同グループが近年力を入れているアクセサリーやギフト需要の増加を期待するという。取り扱うラインはトレンドを意識した「ジー ゼニア」をはじめ、「ゼニア スポーツ」のほか、スーツなどのフォーマルウエアを中心としたクチュールコレクションとサルトリアコレクション、パターンオーダーのス・ミズーラなど。グランドオープンを記念して、同店限定のネクタイを販売する。