松屋銀座で「世界の中古カメラ市」-カメラ7000台

「レクタフレックス レンズ ノクトン50mm/1.5 他3本セット 1952年」(250万円)

「レクタフレックス レンズ ノクトン50mm/1.5 他3本セット 1952年」(250万円)

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 松屋銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-1211)8階イベントスクエアで2月19日から、「第36回 世界の中古カメラ市~アンティークから新品同様まで~」が開催される。主催は輸入カメラ協会(ICS)。

左から「キノプティック アポクロマート100mmF2 アルパマウント 1956-1960年」(39万9,000円)、「ライカM4ブラックペイント 1968-1969年」(34万8,000円)、「小西六 九九式極小航空写真機(陸軍)1939年」(6万8,000円)

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 松屋の「名物催事」の一つとなった同催事。昨年は国内だけでなく海外からも多くの来場があり、初日開場前から整理が困難になるほどの行列ができた。6日間の開催期間中に2万2000人以上が来場し、1億7,000万円以上を売り上げた。

 今回は同協会加盟の18社に協賛5社を加えた23社が参加し、アンティークから最新デジタルカメラ、アクセサリーに至るまで、世界のカメラや関連商品を出品する。

 イタリアのレクタフレックス用のノクトン(大口径)レンズとしてドイツのフォクトレンダーが少数生産した希少品「レクタフレックス レンズ ノクトン50mm/1.5 他3本セット 1952年」(250万円)、フランスの光学会社キノプティック社がスイスのアルパ用に作成した希少品「キノプティック アポクロマート100mmF2 アルパマウント 1956-1960年」(39万9,000円)、ライカの中でも特に人気のあるブラックペイント(黒塗り)の「ライカM4ブラックペイント 1968-1969年」(34万8,000円)、第二次大戦初期の偵察機搭乗員が使ったカメラでレンズまで国産(日本光学)で作った初めての純国産極小航空写真機「小西六 九九式極小航空写真機(陸軍)1939年」(6万8,000円)など、カメラ約7000台と、「多過ぎて点数をカウントできないほど」(同協会)のアクセサリーなどを販売する。

 会場では、「アンティークカメラの歴史」と題し戦前から2000年までのカメラを年代別に展示・販売する企画や入札制の「サイレントオークション」などを催すほか、「サタデーサービス」「最終日感謝セール」も予定。

 同協会事務局担当者は「今年は出展各社の意気込みも最高潮で準備も順調。毎年、初日は品ぞろえも充実し、お客さまの意気込みがわれわれを超えんばかりの状態となる。開場後しばらくは初めて来場するお客さまは商品を見て回るにも努力が必要なほど」と話す。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時30分で閉場)。今月24日まで。

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