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脱サラ店主経営の国産酒バーが1周年-「北の勝」などをワンコインで

国産酒専門のスタンディング・バー「KUNIZAKE-YA(くにざけや)」店主の土屋豊さん

国産酒専門のスタンディング・バー「KUNIZAKE-YA(くにざけや)」店主の土屋豊さん

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 国産酒専門スタンディング・バー「KUNIZAKE-YA(くにざけや)」(中央区銀座1、TEL 03-3563-8300)が5月24日、開店1周年を迎える。22日~24日の3日間は「お客様感謝フェア」として、メニューの酒のほとんどを1杯500円で提供する。

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 店主の土屋豊さんは20年にわたってサラリーマンとして働いてきたが、勤務地の大阪で経験した「飲み回り文化」に感銘を受け、「日本各地のおいしい酒を紹介する店を持ちたい」と脱サラを決意。同店をオープンした。

 店舗面積は5坪弱で、立ち席10席のみ。日本酒をはじめ、焼酎、泡盛、ワインなど、日本各地の風土に根付いた「日本の酒」を紹介することにこだわってきた。

 土屋さんは「おかげさまで開店以来、口コミで少しずつお客さまも増え、近隣の仕事帰りのお客さまでにぎわう店になった。感謝の気持ちとこれからもどうぞよろしくお願いしますという気持ちを込めて、感謝フェアを開くことにした」と話す。

 同フェアの目玉は北海道・碓氷(うすい)勝三郎商店の「北の勝 純米酒」、愛知県・萬乗醸造の「醸し人九平次(かもしびとくへいじ) 山田錦 純米大吟醸」、佐賀県・富久千代酒造の「鍋島 特別純米酒」、屋久島・三岳酒造の「三岳 本格焼酎」の4品で、いずれも通常は750円~800円で提供している「入手が困難」と言われるほど人気の酒だ。

 ほかにも「赤霧島」「ひとときのちゅら」「酔仙」「キリン ハートランド」など、「どなん」「泡波」「水芭蕉スパークリング」の3種類を除く全ての酒のメニューを1杯500円で提供する

 「この1年はあっという間だったが、よくお客さまがついてくれたと思う。開店当初は脱サラで素人の店に人が来てくれるか不安だったが、一方で、店づくりにおいてはっきりしたコンセプトを打ち出せたことから『何とかなるだろう』という強い思いもあった。初めてのお客さまにも、ぜひ気軽に立ち寄っていただければ」と土屋さん。

 営業時間は16時~23時(土曜は22時まで)。

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