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築地で「神社セミナー」-築地や「つきじ獅子祭」の歴史ひもとく

過去の「つきじ獅子祭」の様子

過去の「つきじ獅子祭」の様子

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 築地食まちスタジオ(築地4)で6月7日、「神社セミナー『波除稲荷(なみよけいなり)神社のすべて』」が開催される。

神社セミナーで講師を務める波除稲荷神社禰宜(ねぎ)の鈴木淑人さん

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 同セミナーは、築地場外の関係者が講師を務める「築地食まちセミナー」の一環。主催はNPO法人「築地食のまちづくり協議会」。

 同催しは波除稲荷神社を中心に築地エリア一帯で6月6日~8日・10日に開催される「つきじ獅子祭」に合わせて行われるもの。「つきじ獅子祭」には3年ごとに開催される本祭(ほんまつり)と、その間の年に行われる陰祭(かげまつり)があり、今年は陰祭の年に当たる。

 セミナーでは波除稲荷神社禰宜(ねぎ)の鈴木淑人さんを講師に招き、築地や同神社の歴史をひもときながら、「つきじ獅子祭」のいわれや「江戸みこしの最高傑作といわれる」みこしの解説を行う。

セミナー当日が「渡御祭(とみさい)」の前日であることから、会場では区の文化財に指定され、普段は本殿に飾られている「獅子頭」を近くで見学し、おはらいを受けることもできる。

 築地食まちセミナー担当の山崎徳子さんは「市場が移転してくる前に築地がどんな街だったのか、市場が日本橋から移ってきたことで街がどのように変わっていったのかなど、神社を知ることで築地の変貌についてよく理解することができる。セミナーでは数少ない資料を基に築地350年の歴史を振り返る」と話す。

 開催時間は10時~11時30分。参加費は1,000円。定員30人。申し込み方法などの詳細は築地場外市場公式ホームページで確認できる。

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