銀座1丁目の「ギャラリー新居 東京」(中央区銀座1、TEL 03-6228-7872)で6月12日、「第9回 日本写真家ユニオン オリジナルプリント展」が始まる。
同展は6月1日の「写真の日」を中心に5月、6月に開催される写真イベント「東京写真月間」に合わせ、同ギャラリーが日本写真家ユニオン(JPU)との共同企画として毎年開催しているもの。
今回は招待作家の細江英公さんと水越武さんに加え、JPU組合員の岩尾克治さん、勝山基弘さん、坂本阡弘さん、佐藤理さん、高橋愛乃さん、富山優さん、水口之孝さん、吉田加代さんが参加。
細江英公さんの「薔薇刑」、水越武さんの「ヒマラヤの雪峰」、佐藤理さんの「八森 和田表」など、ゼラチンシルバープリントからデジタルプリントまで、写真作品二十数点の展示販売を予定。コレクション初心者向けに3万円以下の小品約25点も用意する。
JPUで同展を担当し、出展作家でもある佐藤理さんは「この企画では毎年、ベテランから新人までさまざまな作家が参加しているが、今回は初めて招待作家を交えた展示となる。著名な作家が参加することで、より多くの方に足を運んでいただいたり新人の写真を見てもらったりするきっかけになれば」と話す。
「近年、写真展や写真専門のギャラリーなどが増えてきているように感じる。本展がオリジナルプリントの販売が定着するきっかけになれば幸い。普段はなかなか見ることのできない作品もあるので、ぜひご覧いただければ」とも。
開廊時間は11時~19時(土曜は18時まで)。日曜定休。入場無料。今月26日まで。