福井県のアンテナショップ「食の國(くに) 福井館」(中央区銀座1、TEL 03-5524-0291)で6月28日から、「セパレート浴衣」を取り扱う「浴衣フェア」が開かれる。
一人でも簡単に着付けが可能な「和あらいや」のセパレート浴衣(サンプル品)―「食の國 福井館」の浴衣フェア
セパレート浴衣は明治時代から同県内で呉服店を営んできた「和あらいや」(福井県坂井市)が販売する、上下が別々になっている簡易的な浴衣。同社の荒井生美社長の「もっと日常的に和装に親しんでいただきたい」との思いから、通常の着物とは異なる裁断と仕立てで、洋服感覚で着ることができる同商品を開発した。
同商品はまず、巻きスカートを巻くように下のパーツから身に着ける。次に上着を羽織り、襟足部分を下げてから身頃を交差させ、上着の後ろのひもで腰部を固定するように結んで、その上からワンタッチ帯を巻くことで浴衣の装いが出来上がる仕組み。
浴衣本体は全て既製品の仕立て上がり。1点ずつ違う柄で約50着をそろえる。価格帯は1万584円~2万8,944円。帯は「アレンジ結び」「ロマン帯」(以上7,344円)の2種類で1点ずつ違う柄約30点を用意する。
浴衣本体と帯、帯板(324円)の3点をセットで購入した客には、1万584円の浴衣を選んだ場合で通常価格1万8,252円が1万3,824円になるなど、割安で販売する。
そのほか、かごバッグ(1,620円)、げた(1,080円)、がま口バッグ(3,024円)、コサージュ(1,080円)、とんぼ玉(2,700円)、リボンバレッタ(324円)などの小物も用意する。
福井県アンテナショップ事業部店舗営業グループの三浦江里子リーダーは「『和あらいや』のセパレート浴衣は、セパレート浴衣だと分からないシルエットの美しさが特徴。締め付け感が少なく着崩れを直すのも簡単と好評を頂いている。ぜひ気軽にお立ち寄りいただき、試していただければ」と話す。
フェアの開催時間は13時~18時(土曜・日曜・祝日は11時~19時、最終日は17時まで)。事前予約で案内がスムーズになる。8月10日まで。