暮らす・働く

「銀座NAGANO」、アンテナショップ激戦区に参入-情報提供も

「銀座NAGANO ~しあわせ信州シェアスペース~」のビル外観

「銀座NAGANO ~しあわせ信州シェアスペース~」のビル外観

  • 0

  •  

 アンテナショップ激戦区の銀座に10月26日、「銀座NAGANO ~しあわせ信州シェアスペース~」(中央区銀座5)がオープンする。運営は長野県と信州・長野県観光協会。

[広告]

 同スペースは、長野県が2013年から始めた「信州ブランド戦略」の一環として開設されるもの。

 長野県観光部信州ブランド推進室長の中村正人さんは「銀座は東京の中でも国内外の情報とブランドが集積し、再び発信される場所で、長野県が意図するコンセプトの展開に適していると判断したことからこの場所でのオープンを決めた。他の自治体のアンテナショップも多く、相乗効果が期待できることも理由の一つ」と話す。2016年度には、年間来場者数約35万人を目指す。

 1階は信州の食材や伝統食、地酒やワイン、伝統工芸品や生活雑貨などを取りそろえる「ショップスペース&旬の信州味わいコーナー」、2階はオープンキッチンを備えたイベントスペースと観光インフォメーションコーナー、4階はコワーキングスペースで、信州への移住や週末の「信州暮らし」、若者のU・Iターンなどの相談に乗るコーナーも設置する。

 「単なる物産館やイベントスペースではなく、長野県と双方向で継続的な関係を生み出すというコンセプトの下、市町村や民間企業等と一丸となって信州ブランドの発信を行い、物産品、イベント、スタッフとのコミュニケーション等を通じて信州の魅力を肌で感じていただけるような場所にしていきたい。銀座NAGANOをきっかけとしてより多くの方が、信州に行きたい、さらには信州で暮らしたいと感じていただける『コアな信州ファン』となっていただければうれしい」と中村さん。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース