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銀座で「フックド・ラグが奏でる、日々の喜び」-60点展示

A1サイズのフックド・ラグが並ぶ「フックド・ラグが奏でる、日々の喜び」展の会場

A1サイズのフックド・ラグが並ぶ「フックド・ラグが奏でる、日々の喜び」展の会場

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 銀座・ミキモト本店(中央区銀座4、TEL 0120-868254)で10月22日、「かぎ針で作る暮らしのアート フックド・ラグが奏でる、日々の喜び」が始まった。

フックド・ラグ作品と小林恵さん

 フックド・ラグとは、19世紀の開拓時代に米国の女性たちの間で作られた敷物で、当時、容易に手に入った穀物袋を芯地に使い、細く切った古着のウールを芯地の下からかぎ針で引き上げて作る。家の隙間風を防ぎながら壁などを飾るために使われた。

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 キルトと並ぶ米国を代表するフォークアートとされており、当時の庶民が作ったフックド・ラグが、今では貴重な文化遺産としてメトロポリタン美術館やシェルバーン美術館などにも保存されている。

 今回は、日米間の「草の根カルチャー」を紹介する活動を長年行っており、日本フックド・ラグ協会の理事長も務める小林恵さんの企画・指導の下で制作された作品、約60点を「アメリカンフォークアートをフックする」「アーティストのデザインをフックする」「小学生の絵をフックする」「生命の木をフックする」「メッセージをフックする」「何でもフックする」の6つのテーマに分けて展示する。

 小林さんはフックド・ラグの魅力について、「何もなかった時代に米国の女性たちが自ら作り上げたフックド・ラグは、周りの評価などにとらわれない自由な発想で作られており、とても米国らしく魅力的。作り上げた後はキルトとは違った達成感があり、家で利用するとまるで自分の子分のように感じられ、誇らしい気持ちになる」と話す。

 開館時間は11時~19時。入場無料。11月11日まで。

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