警視庁の歴史と活動に関する資料を展示する警察博物館(中央区京橋3、TEL 03-3581-4321)で現在、企画展「おまわりさんの制服大集合」が開催されている。
同展は夏休み中の子どもをターゲットに据え、警視庁で着用されている制服などにスポットを当てることで同庁の職務内容や活動を紹介するもの。
会場では「夏制服」「交通乗車服」といった身近でよく見かける制服をはじめ、交通街頭活動などで着用する「乗馬活動服」や「女性警察官白バイ特別乗車服」、特殊な現場で着用する「災害救助服」「山岳救助服」「水難救助服」など16種類18着の制服と、それぞれの制服の特徴や機能などを説明したパネルを展示する。
開催初日の今月1日から9日までに4306人が来館しており、家族連れを中心に平日でも小中学生の来場が多く見受けられるという。
警視庁総務部広報課広報センター主査の田中秋史(あきふみ)警部は「警察官は仕事内容に合わせ、それぞれ異なる装備をしている。普段は近くで見る機会の少ない制服をぜひ間近でご覧いただき、警視庁のさまざまな活動を知っていただければ」と話す。
開館時間は10時~18時。月曜休館。8月30日まで。