銀座の交詢ビル4階にオープンした穴子専門店「日本橋 玉ゐ 銀座店」(中央区銀座6、TEL 03-6264-6896)がオープンして約2週間がたった。運営はバレンタインブルーコーポレーション(中央区新川2)。
「あなご箱めし」は最後に別のおわんにご飯と穴子を移し、「あなごのお出汁」をかけて食べるのがおすすめ
「あなご箱めし」は「小箱」(1,750円)、「中箱」(2,950円)、「大箱」(3,950円)の3サイズ。「ふんわりとした柔らかさを楽しむ、煮上げ」と、「香ばしくパリッと焼き上げた風味を楽しむ、焼上げ」の2通りの仕上げ方からどちらかを選ぶことができ、「中箱」以上のサイズだと、「煮上げ」と「焼上げ」の両方を乗せた「合いのせ」にすることもできる。
まずはそのまま食べ、次にネギ・ワサビ・ゴマ・さんしょう・ゆずの5種類の薬味を好みで使いながら食べ進め、最後に別のおわんにご飯と穴子を移して穴子の焼き骨とカツオからとった「あなごのお出汁(だし)」(200円)をかけるのがおすすめの食べ方という。
ほかにも「あなご巻玉子」「白焼き」「あなご1 本天ぷら」「一夜干し」(以上1,000円)、「煮あなご」(900円)、「あなごの刺身(7月~10月限定)」(1,600円)などの一品料理や、「穴子ちらし特上」(1,450円)、「穴子たっぷり太巻き(持ち帰り専用)」(2,400円)なども用意する。
同店ではオープン記念として9月6日まで、料理を半額で提供する(弁当、土産、持ち帰りは対象外)。
同店営業部長兼広報業務担当の佐藤裕二さんは「1日2000本の穴子を煮ただしを職人が鍋に張り付くようにして10分の1まで煮詰めて作るタレは、よそには出せない味」と話す。
すしの技術を持っていた同社が「世の中にうなぎ屋はあっても穴子屋はない」と気付き、10年前、天然物の穴子を使った穴子専門店を日本橋に立ち上げた。銀座店は5店目だが、「仕入れる穴子の品質を保つため、店舗展開は銀座店が最後となる予定」という。
「穴子はうなぎと違ってさっぱりしているので、胃もたれしないのが特徴。夏が旬の穴子のおいしさを味わっていただければ」と佐藤さん。
営業時間はランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=17時30分~22時30分。