銀座6丁目の「REIJINSHA GALLERY(レイジンシャギャラリー)」(中央区銀座6、TEL 03-6215-6022)で11月6日、「FACE展選抜作家小品展2015」が始まった。
「FACE展選抜作家小品展2015」前期に参加している戸泉恵徳さん
公募コンクール「FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞展」の2015年度入選作家の小作品を展示する同展の開催は今回が3回目。
同ギャラリーゼネラルマネジャーの岡田恵さんは「『FACE展』の作品は大作だが、彼らの小作品を当ギャラリーで展示して、才能溢(あふ)れるアーティストをより拡散し、販売の場を提供することで、若手アーティストの支援になればと考えた」と話す。
会期を前・後期に分け、「個々で引き立て合うようなバランスで選考した」という作家5人ずつの作品を展示。
前期は国吉晶子さん、倉田和夫さん、黒木美都子さん、戸泉恵徳さん、村瀬都思さんの作品39点を今月14日まで、後期は今月19日から28日まで、大里早苗さん、小川直樹さん、田口由花さん、平野淳子さん、松川けんしさんの作品約40点を展示する予定。
岡田さんは「毎年、全国から多数の応募がある『FACE展』。その2015年度の厳しい門を通過したアーティストの中から当ギャラリーがさらに選抜した、10人の作家の展示にご期待いただければ」と話す。
「お気に入りの作品を手元に置ける喜びを感じていただき、アートが日々の生活の一部に寄り添うものとして確立することを願っている」とも。
開廊時間は11時~19時(最終日は17時まで)。日曜・月曜休廊。