トロサバ料理専門店「SABAR 銀座店」(中央区銀座8、TEL 03-6264-5638)がオープンして約1週間がたった。運営は、サバを使ったすし・総菜の販売やサバ料理店の展開を行う鯖(さば)や(大阪府)。
同社では右田孝宣社長の「もっとサバの存在感を普及させたい!」という思いから、今年の夏ごろからサバだしを使ったメニューに力を入れてきたが、秋口に「さば一番だしスープ」が完成したことから、「さばスープ鍋」を提供する同店のオープンを決めた。
ターゲット層は、「30~50代のカジュアルに魚(サバ)を楽しみたい人」。店舗面積は22坪、席数は30席。
銀座店限定の「さばスープ鍋」は、サバ節のだしをベースに38種類の野菜から取っただしを合わせたもので、「とろさばしゃぶしゃぶ鍋」(1,706円)、「とろさばすき焼き鍋」「とろさばタイしゃぶ鍋」「とろさば博多モツ風鍋」「とろさば韓国チゲ鍋」(以上、2,138円)を提供する。
ほかにトロサバの刺し身を4種盛り合わせた「サバカルテット盛合せ」(1,490円)、「メガとろさばの塩焼き」(まるごと=1,922円、ハーフ=1,004円)、「SABARのフィッシュ&チップス」(842円)なども用意する。
右田社長は「『さばスープ鍋』はお好みで、味や濃さを選んでいただけることが特徴。私個人のおすすめは、女性向きの『とろさばすき焼き鍋』。スープ鍋でしゃぶしゃぶのように少し火を入れたサバを、割り下風のタレに絡めて食べるのが面白く、スープそのものも楽しめるので、2度おいしい一品」と話す。
「SABARの運営を通じて『サバってこんなにおいしいんだ!』といった声をこれまでたくさん頂いてきた。サバ好きの方は多いが、みそ煮や塩焼きといった定番以外のサバの楽しみ方が少なかったのだと思う。今回、銀座というマーケットに『サバ一本』で切り込むことは大きな挑戦になるが、トロサバのおいしさを信じて、より多くの方に感動と新しい出合いをお届けしたい」とも。
営業時間はランチ=11時38分~14時、ディナー=17時~23時38分。日曜・祝日定休。