有楽町朝日ホール(千代田区有楽町2)で4月29日~5月5日、イタリア映画の新作を紹介する「イタリア映画祭2016」が開催される。
「イタリア映画祭2016」で上映される「オレはどこへ行く?」
2001年に始まり今回で16回目を迎える同映画祭は、毎年、1万人を超える観客を集める。
今回はベルリン国際映画祭コンペティション部門に選ばれた女性監督ラウラ・ビスプリさんのデビュー作「処女の誓い」、イタリア映画の興行収入で歴代トップを記録したというコメディー映画「オレはどこへ行く?」など、2015年以降に製作された日本未公開の新作12本を上映する。
会期中には来日ゲストによる開会式や舞台あいさつ、トークセッションも予定するほか、ルキーノ・ヴィスコンティ監督の生誕110年記念と今年1月に亡くなったエットレ・スコーラ監督を追悼する特別上映も行われる。
同映画祭宣伝担当者は「普段、イタリア映画を見慣れていない方でも楽しめるよう、さまざまなジャンルの作品を取りそろえているので、ぜひご期待いただければ」と話す。
チケット料金は当日一般1,700円ほか。