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フィルムセンターで「EUフィルムデーズ2016」 過去最多26カ国が参加

「EUフィルムデーズ」で上映される「ヴィクトリア」

「EUフィルムデーズ」で上映される「ヴィクトリア」

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 東京国立近代美術館フィルムセンター(中央区京橋3)で6月18日、欧州連合(EU)加盟国の近作を上映する「EUフィルムデーズ2016」が始まる。

「EUフィルムデーズ」で上映される「リザとキツネと恋する死者たち」

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 「ヨーロッパ社会・文化の多様性を紹介するユニークな映画特集」として2003年にスタートし、今回が14回目となる同特集。

 同センターで9回目の開催となる今回は過去最多の26カ国が参加し、日本初公開や主要な国際映画祭の受賞・ノミネート作品を含む31プログラムを上映する。

 作品のジャンルはアートフィルム、アクション、アニメーション、コメディー、ドキュメンタリー、ドラマ、スリラー、サスペンス、ファンタジー、ホラーなどさまざま。

 同センター客員研究員の篠儀直子さんは「今回は日本人妻と子どもを連れて里帰りした息子と父との関係を描いた『日本からの贈り物』や、山村倫さんがプロダクションデザインを手掛けた『ヴィクトリア』など、日本人が関わった作品が多い。女性監督や80年代半ば以降生まれの若い監督が多くなっていることも特徴の一つ」と話す。

 「EUフィルムデーズに足を運んでくださるお客さまは、ヨーロッパに関心のある若い方や新しい映画をキャッチしたいと考える方などさまざま。全体としてレベルの高い作品が集まっているので、面白く新しい才能に出会える良いチャンスだと思う」と来場を呼び掛ける。

 料金は一般520円ほか。月曜休館。7月10日まで。

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