「AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)」(中央区銀座2、TEL 03-6758-0270)で現在、「お箸の回収」を行っている。
同催しは8月4日の「箸の日」を記念して行うもの。8月2日まで同店2階で使わなくなった古い箸の回収を受け付け、集まった箸は「箸の日」に赤坂・日枝神社で行われる「箸感謝祭」で「ご焼納」する。
同店雑貨バイヤーの川端恵子さんは「古来より箸には使った人の魂が宿ると信じられていた文化があり、なかなか捨てられない方も多い。『箸供養』の回収を行い、気持ち良く新しいお箸を新調していただきたいという思いから、この催しを始めた。箸の回収は今年で3年目だが、年々回収数が増え、この時期に合わせて箸を捨てずに取っておかれるお客さまもいる」と話す。
併せて7月30日・31日には、「木箸オーダー会」を開催。色や木目、重さなど、気に入った「木地」を選び、好みの長さや太さ、形状を注文できる。
当日は初めてオーダーする人でも分かりやすいように見本を用意するほか、1921(大正10)年創業の箸専門メーカー「兵左衛門」(福井県)の「箸アドバイザー」が対応に当たる。
「木箸オーダー」の価格帯は1万800円~2万3,760円。漆による塗装仕上げの場合は約2カ月、無塗装の場合は約3週間の製作期間がかかる。
「箸は食事をする時に欠かせない道具で何回も口に運ぶため、安心で安全なものにこだわりたいもの。食にこだわりを持っている方、おいしい物を食べることや安心・安全にこだわっている方に、安全な木箸を選んでいただければ」と川端さん。
営業時間は物販=11時~21時、「AKOMEYA 厨房(ちゅうぼう)」=11時30分22時。